2015年12月27日日曜日

向山甲府市議にお話してきました


お久しぶりです。ぱっそこと飛嶋です。もう年の瀬ですね。

今年のことは今年のうちに、ということで10月中旬に甲府市議員の向山憲稔さんとCoPrismのメンバーが意見交換したときのことを書きたいと思います。

…向山市議、早くに書くなどと言っておきながら遅くなって申し訳ありません。

さてさて、始まりはいつもCoPrismを取材してくれている新聞の記者さんから電話が来たことでした。元同僚の市議が話を聞きたいといっているけれども、どうでしょうか、というものでした。

OKをだし、日程を調整していざメンバー5人で待ち合わせの場所へ。
市議という職業の方と話す機会はなかったので緊張しつつも待つと、フレンドリーな雰囲気の向山市議さんが登場。

自己紹介もそこそこに、まずは資料提供から。
SYNODOSのセクシュアルマイノリティ入門編の記事(http://synodos.jp/faq/346)、LGBT法連合会作成の困難事例リスト(http://lgbtetc.jp/news/164/)、いのちリスペクト。ホワイトリボンキャンペーンの「LGBTの学校生活に関する実態調査(2013)結果報告書」(http://endomameta.com/schoolreport.pdf)をお渡しいたしました。
参考資料として牧村朝子さんの「百合のリアル」を持っていき、お勧めもしておきました。

なんでも向山市議は以前に研修で中野区の石坂わたる議員(ゲイであることを公言して当選している区議さんです)に会い、甲府ではどうなっているのかという課題意識をもち、CoPrismの新聞記事を思い出し、コンタクトを取ろうと思ったとのこと。

市議さんからは生活で困っていること、セクシュアリティに気づいたきっかけなどの質問があり、メンバーで回答していきました。また、セクシュアルマイノリティとして受けたセクハラについても話に出ました。

そして、こちらからはセクシュアルマイノリティの基礎的な知識や医療、教育における啓発をすすめてほしいことや、パートナーシップ証明書を望む声は県内にもあり、導入するなら申請方法について工夫してほしい(周囲の視線を気にせずに申請できるような工夫がほしい)こと、セクシュアルマイノリティの知識を得る場がないこと、市民に直接対応する職員向けにセクシュアルマイノリティに関しての研修をしてほしいことなどをお伝えしました。

そして、なんとなんと12月甲府市議会で向山議員がCoPrismのこともふくめセクシュアルマイノリティについて議会質問で発言をしてれました。
残念ながら、市からは具体的な対応についての回答はなかったとのことですが、とりあげたことのないところでトピックにあがったことが大切な一歩だと思います。

これからも少しずつ動かしていけたらと思います。

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